浴室

提供:団地攻略
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この記事では在来工法の浴室を扱う。

網戸

浴室にはたいてい窓が付いているが、その割には網戸がついていない。
このままでは窓を開けると虫が入り放題である。一方窓を閉めたままになると湿気がこもり、浴室がカビまみれになる。そう、換気扇は付いていないのである。

網戸の取り付けには、模様替え申請が必要である。ただし、窓口側で「申請は不要」と言われる場合もある。

日本総合住生活(JS)にて、網戸の販売を行っている。
網戸の販売|JSrelief ジェイエスリリーフ

網戸はJSだけでなく、どこの物でもOKだ。
例えば、このようなDIYで取り付けられる網戸もある。
なまらアミード


洗面器

浴室内に洗面器が設置されている場合がある。その割には鏡も歯ブラシ置きもないので、自分で取り付ける必要がある。
壁に接着する、あるいはシャワーフックに引っ掛けるタイプの物が必要だ。ユニットバス向けの磁石でくっつけるタイプの製品は使用できない。


寒さ対策

寒さは団地の在来浴室の最大の欠点である。コンクリートの外壁に面しており、特に断熱もされていないため、冬はかなり寒くなる。

給湯後に浴槽の蓋を開けておく

寒くなるのを遅くする程度の効果は得られるが、これだけでは不十分なのが辛いところである。

壁にシャワーをかけて温める

短時間で浴室の温度を上げられる。湿度も一気に上がるため、気化熱で体温を奪われることもなくなる。
ガス代には注意。

ヒーターの設置

浴室用のヒーターを強引に設置できる。
当然ながら浴室用でないヒーターを設置してはいけない。故障、感電、火災などの原因になる。

例えばこのような商品が取り付け可能である。
【家庭用】お風呂ヒーター

しかし、壁にネジを打ったりすることはできない。ではどうするか?
古い団地特有の、剥き出しになっている水道管を使うのだ。

先のお風呂ヒーターには、吊り下げ用の部品が付いているので、それで済ませることも可能だろう。お風呂ヒーター程度の荷重であれば、浴室の水道管(ステンレス製)は耐えられる。
なお、吊り下げではうまく付かない場合は、ヒーターに付属の取付金具に加えて、サドルバンド(本来は水道管を壁に固定するための部品)などを組み合わせることで、ヒーターを水道管に固定できる。

電源コードは洗濯機の間接排水用の穴を通すとよい。ない場合は…ドアを少し開けるしかないだろう。